2006-ローアングル-02.jpg

Story

人形創作の楽しみやちょっとした苦労、イメージへのこだわり、布への想いなど、創作に対する想いや作品ができるまでの心のうちを、作者が語ります。

tomoko ikeda's doll art

—  creatIVe passion—

 

創作の楽しみ

作りたい人物に、イメージに合った服を着せたくて少々苦労することもあります。
思い通りの柄、生地がなかなか見つからず、半年も下着姿で待ってもらうこともしばしばです。

試行錯誤を重ね、心に描いた人物と会話しながらの制作で、
イメージどおりのたたずまいに創り出せたときは、とても幸せを感じます。

バッグ、動物たち、椅子など、小道具のほとんどは手作りです。

 
 

 

 

布への想い

布にもそれぞれ個性、表情があります。

厚地、薄地、木綿、シルク、レースなど、
いろいろな布を手にするうちに、この厚地は外壁に、このレースはバルコニーに、と頭の中で布のお城が構築されました。

<布の城>は、布で遊んだお城です。
お城が完成すると、王様も侍従も馬も・・・と気ままに楽しみたくなって、<布のうた>になりました。

布の城